Z君の悲鳴
私達は、クーラードリンクを飲んで、火山を走ります。
Uさんが「うわー、火山初めてー♪」ってはしゃいでます。

しばらく走ると、どんどん私達とUさんの距離が離れていきました。

「ま・待ってくださいー、私プチ迷子になってますw」

私が笑って立ち止まって待ってると、
私の先にいたZ君があきれたように笑って言いました。
隣のイスに座ってるUさんのスネを足で軽く小突きます。

「ちゃんと地図見ろよw」

「うるさい!w」

Uさんは、お返しにとZ君の足の先に自分のカカトを
振り下ろしました。





「い”!!!!!」






Z君の声にならない悲鳴にその場が凍りつきます。

「え?え?大丈夫?私そんなに強く蹴ってないよ?(滝汗)」


あまりの痛みにUさんの腕をがっしりつかんで、
Z君は涙目でうずくまったまま答えました。


「・・・い・今、親指の爪のところ・・・ケガしてて・・・
化膿しちゃって、医者にも行ったんだけど・・・!!
よりにもよって、そこ直撃した・・・www
い・・・今ので絶対悪化した・・・・」

「わ・わ、医者まで行ったの!? 
じゃあ本当なんだね! ごめんなさい!!ごめんね!」

Uさん、何度もあやまってます。

彼女は、やっと痛みも和らいで息をついて身体を起こしたZ君に
好奇心いっぱいの瞳で言いました。





「見せてv」






U・・・Uさん・・・・www


苦笑いしながらも律儀にちゃんと靴下までぬいで 傷口を見せてくれるZ君。


わぁ爪との境に血がにじんでる(滝汗)

「うわぁ痛そう、本当にごめんね(汗)」

「いいですよもう(苦笑)」

「でも最初に蹴ってきたのはZ君だからね!」

「・・・・・・」

Z君、複雑〜な顔をしてます。
まぁそうね。自業自得の所はあるわね(苦笑)


とりあえずZ君の体調を確認しながら、 私達はクエストを再開しました。


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